ananの「06年 あなたが選ぶ好きな男・嫌いな男」特集

とりあえず立ち読みくらいしておきましょうか、長瀬智也君(13位だった!そしてまだ夢中)も載っていることだし…、と手に取ってページをめくると、もうそりゃあうっとりするくらい長瀬君が格好良かったのでさくっと購入。ビジュアルの美しさだけで言えば、長瀬君がゆるめのクルクルパーマでうっすらヒゲ+モミアゲというのが一番わたし好み*1なのですが、ananのグラビアはまさにそれで、ダラリとソファで横たわる長瀬君のなんとまあなんと美しいことか!保存版にします。

で、10年ぶりくらいにananの好きな男特集を買ったのですが、なんかラインナップの基本ラインが(人は変わっているけれど、基本ラインというかラインナップにおける傾向のようなものが)あまりにも変わっていなくて唖然としたのですが、色々なジャンルの男前のインタビューを一気に読めてとても楽しかった。

特筆したいのは児玉清が「福山雅治」に寄せた文章の素晴らしさ。福山雅治にはほとんど興味がなく(かといって嫌いでもなく。どちらかといえば好感を抱いていると思う。)、でも児玉清のことは好きなので、なんとなく読んだのだけれど(そして何故児玉清がここに?という不思議さもあって)、これが本当に素晴らしい文章で、福山雅治に寄せる深い愛情と敬意がしみじみと伝わってきて、そんなに思い入れのないはずのないわたしが、福山雅治のことを全人類は愛さなければならない!今すぐ!と思い込みそうになるぐらい素晴らしい文章だった(5秒後に思い直したけれど)。

「七十三歳の男の錆びた血も熱くする彼の“イット(魅力)”」なんて一文を三十六も年下の男の人に捧げることの出来る児玉さんの素敵なイットに読んでいるわたしがやられてしまいました。

読んでいるこちらが居住まいを正すような、端正で美しい文章。もともと児玉清さんのことは好きだけれど、もっと好きになりました。児玉さんの著書も近々読んでみたいと思いました。

*1: なにせ、あまりにもしょっちゅう髪型を変えるため、お気に入りの髪型とかビジュアルについては長瀬君のファンの間でもかなり好みがわかれるんだと思う、多分。わたしはちょいワイルドな感じが好みです。