読書

細雪(谷崎潤一郎/新潮文庫)

再読。面白かった!(っていつもいってるな)特に筋がある訳ではなく、3女の雪子がお嫁に行くまでの、それぞれにはなやかで、それぞれに気が強く、それぞれにうつくしく、それぞれに癖のある、4姉妹の日常のこまごまを、やれ着物だ、やれ芝居だ、やれ花見だ…

読書 乱歩再読中 「暗黒星」読了 これはオチも犯人もトリックも覚えていたよ。割に徹底的に明智先生がだまされる話だからかな?なんか、乱歩一覧表でも作って、一作読むごとに線で消していく、とかやんないと、何読んだかわかんなくなるかも。実家で確認した…

最近買った本

ブック・イン・ピンク(山崎まどか)/まいにち つかう もの(伊藤まさこ)/黒蜥蜴 江戸川乱歩全集第9巻/手もちの時間(青木玉)

堀越捜査一課長殿(ペテン師と空気男 他四編/江戸川乱歩/春陽堂・江戸川乱歩文庫 ISBN:4394301319 収録)

とか、いいつつ、これを読み返してました。これも実家から持ち帰り本。前に読んだのが多分5年くらい前なのにトリックもオチもすっかり忘れてました(途中で思い出したけど)。これは乱歩せんせいにしては(?)筋の通ったトリックなんじゃないかなあ。堀越捜…

遅ればせながら京極先生おめでとう

直木賞受賞は(ファンだから)素直にすごくうれしかったです。 そして若くて可愛くて才能がある(本を読んでないけれど、ここまでくるんだからきっとあるんでしょう)女の子を若いうちにスポイルするのは良くないと思いました。 ※1 あまりに同じトリックが多…

黄金仮面(光文社 江戸川乱歩全集 第七巻)

「黄金仮面コスプレセット(携帯)」を依頼主に見せびらかす明智先生、コスプレ用クローゼット(のようなもの?)がある明智先生、マイ蝋人形を持ってる明智先生、どう考えても好きでコスプレしてるとしか思えない明智先生、そんな明智先生の魅力炸裂の長編…

俄然、着物に興味が出てきたから、ひさしぶりに幸田文の「きもの」を読み直している。 「きもの」という本は幸田文の自伝的小説と言われており、また幸田文の「最後の長編小説」でもある。でも今はそういうことはちょっと脇に置いておいて、「いち着物女子」…

[memo]

E君(仮名)と神保町めぐり、まずは古本屋を数件流したあと、お腹が空いたので『スヰートポーヅ』で餃子定食を食べる。とってもおいしい。 その後、あとでお茶を飲もう、健闘を祈る、と軽く挨拶して待ち合わせ場所を決めて各自巡回。 まずは『みわ書房』で、…